太陽光発電試験場

大規模な太陽光発電所の建設では、数十万枚もの大量の太陽光パネルを利用しますが、寒冷な気候の土地に適したパネルや、逆に温暖な気候の土地に適したパネルなど、様々な特性があり、パネルの選定は発電事業者にとって非常に重要なプロセスになります。

そこで、2011年12月から2016年1月までの約4年間、北海道に国内外10社のパネルを並べた試験場を設置し、発電特性や積雪対策などの研究を行ってまいりました。

太陽光発電試験場

苫小牧太陽光発電試験場(陸側)

所在地 北海道苫小牧市柏原地区
苫小牧太陽光発電試験場(陸側) イメージ
出力規模 約20kW(約2kW×10社)
試験開始

2011年12月22日
※2016年1月31日運用停止

苫小牧太陽光発電試験場(海側)

所在地 北海道苫小牧市弁天地区
苫小牧太陽光発電試験場(海側) イメージ
出力規模 約20kW(約2kW×10社)
試験開始

2011年12月22日
※2015年10月5日運用停止

帯広試験場

所在地 北海道帯広市帯広競馬場敷地内
帯広試験場 イメージ
出力規模 約100kW(約10kW×10社)
試験開始

2011年12月15日
※2013年2月24日運用停止

施設

帯広、苫小牧(陸側・海側)の計3カ所の試験場には、拠点毎の発電特性を調査するために国内外10社のパネルを設置していました。帯広と苫小牧では出力規模が異なるため、パネルの枚数は異なりますが、同一製品を採用しております。

各社パネルの種別と定格出力等の詳細については、下表にリンクしている各社ホームページよりご確認ください。

種別 メーカー 型番 パネル1枚の
出力(Wp)
シリコン単結晶 三菱電機 日本 PV-MGJ250ACF 250.0
シリコン多結晶 京セラ 日本 KS2381P-3CFCA 238.1
シリコン多結晶 シャープ 日本 ND-193CA 192.5
シリコン多結晶 伊藤組モテック 日本 MTPVp-210-MSDM※1 210.0
シリコン多結晶 カナディアン・ソーラー カナダ CS6P-230P 230.0
シリコン多結晶 サンテックパワー 中国 STP280-24/Vd 280.0
シリコン多結晶 インリー・グリーンエナジー 中国 YL235P-29b 235.0
薄膜シリコン
ハイブリッド
カネカ 日本 U-ZE115※2 115.0
ハイブリッド(HIT) パナソニック 日本 VBH13215TA※3 215.0
化合物系(CIS) ソーラーフロンティア 日本 SF150-K 150.0
[注]
  • ※1現IM54モデルの出力210相当
  • ※2U-NB115の積雪対策仕様
  • ※3現VBHN233SJ01A相当

目的

試験場での主な検証目的は以下となります。

  • 大規模太陽光発電所建設に向けたパネルの性能評価
  • 日射量と気温によるパネル毎の発電特性調査
  • 雪国における積雪対策の評価・検証
  • 着雪による発電への影響調査 など

これらの検証データを、自然エネルギー発電事業者に広く活用頂き、自然エネルギーの普及・拡大に努めてまいりたいと考えております。

運用レポート

太陽光発電における試験は、四季を通して行う事で特性が見えてくる事が多く、長期間に渡っての検証が必要となります。また、パネルの劣化状況、発電効率の減衰等を調査する場合には数年間以上かけての調査が必要となります。

ここでは、2013年3月から2015年12月までの試験場運用結果について詳細レポートを掲載いたします。

[注]
  • レポート中のデータは、あくまでも弊社の試験場での運用結果・発電性能に関する報告・分析であり、各社製品の性能を保証するデータではありません。
  • 実際に設置・運用にあたっては、各社パネルの特性の差異や、パネルの設置場所、気温などの気象条件、周辺環境、管理方法などの違いにより、異なる結果となる可能性があります。また、発電性能だけではなく、パネル自身のコスト・設置・メンテナンス費用などについても充分な調査・検討が必要となる事をご了承下さい。
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